西荻窪のシェアキッチン nishiogi[b]

「いつか店をやりたい」と言うと、
なぜか物件探しの話になる

物件を借りる前に、まず一日。
小さく店を試してみるための話。

「いつか自分の店をやりたいんですよね」

と話すと、なぜか物件の話になることがあります。

「西荻なら、あそこの跡地空いてるよ」とか。

「居抜きなら安くできるんじゃない?」とか。

いや、まだ借りたいとは言っていない。

カフェをやってみたい。

自分の料理を出してみたい。

それと、来月から家賃を払いたいは、結構違います。

でも「店をやる」というと、どうしても、

物件を借りる

内装をつくる

厨房を入れる

オープン

という話になりがちです。

ほかに方法はないんでしょうか。

店をやったことがないのに、最初に店をつくる

考えてみると、飲食店はちょっと変わっています。

何かを始めるとき、普通はまず試します。

写真を仕事にしたいなら、まず撮ってみる。

服を売りたいなら、まずネットで売ってみる。

でも飲食店の場合、

「カフェをやりたい」

と思った瞬間に、

家賃、保証金、内装工事、厨房設備。

まあまあ大きな話が始まります。

まだ一日も営業していないのに。

料理がおいしいかどうかとは別に、店を営業するのが自分に向いているのかもわからない。

それでも先に店舗だけは完成する。

これは人生の賭けです。

週に一日だけ店をやる人もいる

もちろん、今はいきなり物件を借りない方法もあります。

たとえば間借り。

ほかのお店が営業していない曜日や時間を借りて、自分の店をやる。

あるいは、曜日ごとに違う人が使うシェアキッチン。

月曜日はカレー。
水曜日は焼き菓子とコーヒー。
金曜日は夜だけワインと料理。

同じ場所なのに、行く曜日を間違えるとまったく違う店です。

お客さんからすると少し不思議ですが、やる側には都合がいい。

厨房はある。

客席もある。

水も出る。

ガスも使える。

店をやるのに必要なものは、だいたい先にあります。

あとは営業してみる。

順番としては、こっちのほうが自然な気もします。

シェアキッチンでの営業風景

ただし、週一でもちゃんと大変

「週一ならできそう」

と思います。

これは半分正しくて、半分間違っています。

毎日営業するよりは、もちろん楽です。

でも、その一日は普通に飲食店です。

朝、食材を買う。

仕込む。

店に運ぶ。

オープンする。

注文が入る。

料理を出す。

皿を洗う。

また注文が入る。

会計する。

片付ける。

帰る。

たぶん初めてやると、

「料理を出している時間より、それ以外の時間のほうが長いな」

みたいなことに気づきます。

カフェをやりたいと思っていたのに、気づいたらずっと洗い物をしている。

飲食店ではよくありそうな話です。

メニューを増やすと、自分が困る

初めて店をやるとなると、せっかくなのでいろいろ出したくなります。

ランチを3種類。

デザートも欲しい。

コーヒーだけじゃなくて紅茶も。

チャイもいい。

季節のドリンクも。

こうしてメニューを考えている時間は楽しい。

問題は、それを全部自分でつくることです。

仕入れも増える。

保存場所も必要になる。

注文を間違える可能性も増える。

洗い物も増える。

お客さんには選択肢が多いほうが親切ですが、自分にはあまり親切ではありません。

最初はカレー一種類でもいいし、焼き菓子とコーヒーだけでもいい。

一回営業すると、

「次はメニュー減らそう」

みたいな、店を始める前にはあまりしなかった発想が出てきます。

料理やドリンクを提供している様子

そして、値段でまた悩む

家で人に出していた料理に値段をつけるのも、妙な感じです。

材料費を計算する。

1皿600円くらい。

では800円?

でも仕込みに時間がかかっている。

場所代もある。

1,200円?

高い?

安い?

近所のお店を見に行く。

余計にわからなくなる。

それで実際に店を開けると、

1,200円でも普通に注文されたりします。

逆に、安くしたから売れるとも限らない。

ドリンクはよく出る。
デザートは全然出ない。
セットにしたら出る。

こういうことは、頭の中で考えていてもなかなかわかりません。

頭の中の店では、だいたいお客さんがちょうどよく来て、商品もちょうどよく売れます。

現実の店は、そんなに気を遣ってくれません。

友達が来る。でも、それはまだよくわからない

初めて営業すると、友達が来てくれるかもしれません。

これはありがたい。

かなりありがたい。

ただ、

「今日20人来た!」と思ったら、そのうち15人が知り合いだった。

みたいなこともあります。

そうなると、うれしいけど、まだよくわかりません。

次の週。

知り合いではない人が来る。

また来る。

その人が別の人を連れてくる。

そういうことが少しずつ起こると、

「あ、店として来てくれているのかもしれない」

となります。

このあたりは、たぶん物件情報を眺めていてもわかりません。

営業してみるしかない。

「毎日は無理」だった、かなり大事な発見

何回かやってみると、

「これ、毎日は無理だな」

となる可能性もあります。

朝から仕込むのがつらい。
接客が思ったより疲れる。
毎週メニューを考えるのがしんどい。

でも月に一回なら楽しい。

それなら月に一回やればいい。

逆に、

「もっとやりたい」

となるかもしれません。

週一から週二になる。

固定のお客さんがつく。

そのあとで初めて物件を探す。

それでも遅くないはずです。

自分の店を持ってから「店をやるの、あまり好きじゃなかったな」と気づくよりは、だいぶ安く済みます。

nishiogi[b]

nishiogi[b]にも、そういう店があります

西荻高架下にあるnishiogi[b]には、曜日や時間を区切って使うシェアキッチンがあります。

つまり、一軒の店を丸ごと借りなくても営業できます。

週に一回
月に何回か
曜日・時間単位

まずはそういう形で店をやってみることができます。

もちろん、場所だけ借りても何も起きません。

メニューを考える。

仕入れる。

仕込む。

SNSで告知する。

お客さんを待つ。

誰も来ない時間もある。

これは普通にあります。

シェアキッチンだから簡単に商売ができる、という話ではありません。

「店をやってみたい」と思った次の行動が、いきなり物件探しじゃなくてもいい。

それくらいです。

でも、そのくらいの選択肢があるだけで、店をやるまでの距離はだいぶ短くなります。

物件は、あとで見てもいい

「いつか店をやりたい」

と思ったら、とりあえず物件サイトを見る。

それも楽しいです。

西荻の物件なんて見始めると、普通に何時間でも見られます。

でも、その前に一回店をやってみてもいい。

一日営業してみる。

もう一度やってみる。

やっぱり楽しい。

もっとやりたい。

そこまで来てから、

「そろそろ自分の店が欲しいな」

となる。

たぶん、そのとき見る物件情報は、最初に見ていたものとは少し違って見えるはずです。

必要な厨房の広さも。

席数も。

家賃として払える金額も。

そのあたりが、だいぶ現実的になっているので。

STORY読者限定 毎月2枠のみ

通常は受け付けていない
「はじめての1回利用」をご用意しました。

nishiogi[b]では、通常、シェアキッチンの1回利用は受け付けていません。

ただ、このSTORYを読んで、 「自分に店が向いているか試してみたい」 「物件を借りる前に、一度営業してみたい」 と思った方のために、初回限定の利用枠をご用意しました。

STORY読者限定・初回のみ

はじめての1回利用

8,800円(税込)

4.5時間 / 初回説明つき

毎月2枠限定 通常は1回利用を受け付けていません

初回利用時は、スタッフが現地で設備や利用方法をご説明します。 そのため、ご案内できる初回利用枠を毎月2枠に限定しています。

初回利用のご案内日時

第2水曜日・第4金曜日
13:00〜17:30

「カフェをやってみたい」 「ランチ営業を試してみたい」 「焼き菓子とコーヒーだけで小さく営業してみたい」 といった段階でも構いません。

お申し込み内容を確認のうえ、利用可能な日をご案内します。

ご利用までの流れ

  1. Webから利用希望を送信
  2. 利用内容・必要資格を確認
  3. 事前決済
  4. 利用規約への同意
  5. 初回利用日に現地説明
  6. 4.5時間利用
  7. 清掃・写真報告
  8. 退出

まずは、どんな店をやってみたいか、 どんなメニューを出してみたいかを教えてください。

※通常は1回利用を受け付けていません。初回限定枠は毎月2枠を目安としており、利用目的や空き状況等によりご案内できない場合があります。

※営業内容や利用に必要な資格・手続き等は、利用形態によって異なります。実際の営業にあたっては、nishiogi[b]の利用条件や、必要に応じて管轄する保健所等への確認をお願いします。
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