2022.01.01
新年のご挨拶
年頭にあたり、ごあいさつを申し上げます。
学生時代より、いつか“まちづくり”を生業にしようと2008年に起業し、少しずつではありますが、ここ最近ようやくカタチになってきたかなと思えるようになりました。とはいえ、当たり前ですが、民間のベンチャー企業としてできることという点では限界を感じることも多々あります。
建築分野では、建築家として設計を通じて社会と向き合いながら、アカデミック分野での理論構築や教育を通じた人材育成にも関わる「プロフェッサー・アーキテクト」といわれる人たちが存在します。自身も学生時代から、まちづくりの分野において、そうした理論と実践の両輪で新しい分野を切り開いていけるような存在になりたいなあ、という想いを抱えていました。そして、着手から約20年と少々時間はかかってしまいましたが、2021年3月、無事に博士論文が受理されました。
また2022年は、個人としても社会人20年目の節目の年になります。これからの10年は、実務はもちろん、アカデミック分野での活動にも力を入れ、まちづくり分野の理論構築だけではなく、教育を通じた未来のまちづくり人材の育成にも力を入れていきたいと思っています。
今年もよろしくお願いします。
(もみやま)