2023.04.01

再考 ファスト風土化する日本~変貌する地方と郊外の未来

籾山真人(共著)の書籍が2023年4月19日に刊行されます!

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[以下プレスリリースより]

日本各地のロードサイドに大型商業施設が建設され、その土地固有の歴史・自然・風土が顧みられなくなる。まるでファストフードのように、生活や文化が均質化されていく。こうした問題意識から2004年に出版された『ファスト風土化する日本 郊外化とその病理』(洋泉社新書y)は強い危機感を抱く郊外エリアを中心に大ヒットを記録した。
――それから19年。もはやファスト風土が日本の隅々まで浸透した今、郊外は社会の何を象徴しているのか。オンライン技術が進化してもショッピングモールは消え去らないのか。好きでも嫌いでもない「地元」で過ごした日々にはどんな意味があったのか。ファスト風土の中で多感な時期を過ごした小説家・建築家・研究者ら13人による、令和の郊外論。

◎目次◎
序章 ファスト風土とは何か(三浦展)
第1章 地元に残れなかった者の、地元愛(山内マリコ)
第2章 ファスト風土暮らしの若者論(轡田竜蔵)
第3章 8ミリフィルムが捉えた秋田とファスト風土(石山友美)
第4章 郊外写真の系譜 ─ ファスト風土はどう視覚化されてきたか(鳥原学)
第5章 風景のリミックス ─ 新海誠とポスト郊外の想像力(畠山宗明)
第6章 ファスト風土世代の事件 ─ 悲しみを受け止める街の必要性(三浦展)
第7章 見立てのファスト風土リノベーション(大島芳彦)
第8章 ファスト風土から谷中へ(宮崎晃吉)
第9章 ファスト風土化する街を駅から耕す(伊藤孝仁)
第10章 イタリアから学ぶ脱ファスト風土(陣内秀信)
第11章 センシュアス・シティとファスト風土 ─ 「食」から考える地方創生(島原万丈)
第12章 女性が地方で生きやすくなるために(岸本千佳)
第13章 スローでボトムアップなまちづくり ─ 裏原宿・西荻窪・立川(籾山真人)
第14章 ヴァーチャル・ファスト風土批判(三浦展)
第15章 脱ファスト風土化の新動向(三浦展)
第16章 第五の消費社会5つのS(三浦展)


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