2015.01.01
新年のご挨拶
年頭にあたり、ご挨拶を申し上げます。
一昨年の『2013年を「組織体制強化」の年』と位置づけるのであれば、昨年は「飛躍」の年だったと言えるかもしれません。
これまで私たちは、中央線沿線の商業施設を中心に、体験価値の創出や地域とのつながりによって、新しい価値を生み出すプロジェクトに邁進してきました。そのなかで感じたのは、商業施設は地域コミュニティの拠点として大きな可能性を秘めており、そこで生まれるさまざまな活動がパブリックスペースの未来像、“新しい公共”をつくるのではないか、ということです。
◇商業施設と地域をつなぐ(中央線沿線のさらなる深耕)
・あおぞらガーデン(ルミネ立川店)
・エリアマガジン「ののわ」発行(株式会社JR中央ラインモール)
・「nonowaPAPER」発行(nonowa東小金井)
・ヒガコ街なかフェスティバル(nonowa東小金井) など
2014年を振り返ってみれば、新しいチャレンジも数多くありました。年初に掲げた目標は、「展開エリアの拡大(中央線の壁を越える)」と「ソフトからハードへの連携(商業施設の企画から設計への一貫した関わり)」の2点。その目標を着実に形にし、今後のさらなる飛躍に向けた布石とすることができたのではないかと自負しております。
◇展開エリアの拡大(中央線の壁を越える)
・六本木未来会議(東京ミッドタウン)
・クリスマスキャンペーン(調布パルコ)
・&TURUMIプロジェクト(CIAL鶴見)
◇ソフトからハードへの連携(商業施設の企画~設計への一貫した関わり)
・コミュニティステーション東小金井
・モビリティステーション東小金井
組織について話を移すと、私たちは、さまざまなバックグラウンドをもったメンバーが集まった組織です。専門性の異なるメンバーをただ集めるだけであれば、さほど難しいことではないでしょうが、同じ方向を向いて走り続けることは容易ではありません。
2015年は、各部門(ディビジョン)が同じ目標を掲げ、協働する意義をさらに感じさせるような年にしたいと思っております。また、これまでに撒いた種を刈り取りつつ、新しい畑の開墾にも力を入れていくつもりです。
より一層のご支援を賜りますよう、一同、心よりお願い申し上げます。
籾山真人